ダックやグースのダウンは、採取してから洗浄します。
この洗浄の工程について、ふとギモンに思った事があります。
羽毛のニオイが気になるなら、めっちゃ洗えばいいんちゃうの?と。
気になったので、羽毛布団工場の担当Tさんに聞いてみました。
Tさんは面白い人です。
結論としては、「洗いすぎはよくない」という事です。
ダウンボールは、よーく見ると、小さいトゲトゲがついています。
このトゲトゲが、空気を含んでくれるポイントなんです。
トゲトゲがある事によって、ダウンボール同士のトゲトゲが引っかかるので、ダウンボールとダウンボールがいい距離感を持つことができます。
トゲトゲがある事によって、ダウンボール同士のトゲトゲが引っかかるので、ダウンボールとダウンボールがいい距離感を持つことができます。
この距離感が、かさ高を生み出します。かさがあるという事は、たくさん空気を含んでいるという事です。
洗いすぎると、このトゲトゲが落ちてしまいます。ダウンボールが傷んでしまうんです。
トゲトゲがなくなると、ダウンボール同士がくっついてしまって、空気を含むスペースがなくなってしまうのです。
洗いすぎると、このトゲトゲが落ちてしまいます。ダウンボールが傷んでしまうんです。
トゲトゲがなくなると、ダウンボール同士がくっついてしまって、空気を含むスペースがなくなってしまうのです。
ダウン本来の良さである空気を含むパワーが発揮できなくなるんです。
なので、ウォッシャブルタイプの羽毛布団って少なく、あっても肌掛けです。
肌掛けは薄い羽毛布団なので、あたたかさや、かさ高をあまり重視しないという事もあったり、肌掛けより分厚くなると、乾かせなかったりという事があったりします。
ダウンの洗浄は、ダウンのパワーを損なわない絶妙な加減でされています。
ニオイをとるために、めっちゃ洗えばいいわけではないんですねー。
洗いすぎると、ダウンのよさがなくなってしまう。
良さを引き出すために、しっかり計算して作られています。
なので、ウォッシャブルタイプの羽毛布団って少なく、あっても肌掛けです。
肌掛けは薄い羽毛布団なので、あたたかさや、かさ高をあまり重視しないという事もあったり、肌掛けより分厚くなると、乾かせなかったりという事があったりします。
ダウンの洗浄は、ダウンのパワーを損なわない絶妙な加減でされています。
ニオイをとるために、めっちゃ洗えばいいわけではないんですねー。
洗いすぎると、ダウンのよさがなくなってしまう。
良さを引き出すために、しっかり計算して作られています。